オシャレなフライパンが欲しいです。
ピカピカでアイランドキッチン映えする、高級なやつを…。
ネットのご意見ではフッ素樹脂無い系(金属素材そのまま)フライパンは、調理と手入れに手間がかかるようですから、
・平日は手入れしやすさ重視・見た目不問、安いやつでOK
・休日は調理気分盛り上げ重視・見た重視、高級系
を考えています。
マイホームの機会に調理器具にこだわってみたいんです(嫁ブロック突破まだですが…)。
でもウチの地元では調理器具いっぱい売っているお店でも、なかなか高級系が探せないんですよね~。
漠然としたイメージですが「アイランドキッチンに似合うフライパン」が欲しいんです!
一生モノが欲しいので本当は直に手で触れてみて選びたいですが…、地方はネットに頼らなければなりません。
パソコン・スマホのディスプレイ越しのキレイな写真と、ちょっとしたレビューで判断するしかありません。
これはまるで、
写真とちょっとしたスペック情報だけで結婚相手を決めていた「写真花嫁」みたいな、昭和初期のよう…。
自然な出会いができる都会はうらやましいなぁ。
地方の一生モノ探しは昭和初期ですw
ではweb画像とメーカーが提示したスペックで判断した、良さげなフライパンたちをご紹介していきます。
まずはウチで使っていたMEYER(マイヤー)のフライパンのレビューから!
新居に越してから買ったマイヤーのフライパン。
某家具店でたまたま見つけた商品です。
値段は5000円から半額の2500円でゲットしました。
1000円程度で買えるフライパンが多い中、ちょっと高級かな。
長く使えるようにと期待してこいつをゲットです。
マイヤーフライパン:外側の見た目
ステンレス製で外側はピカピカして見栄えは良いです。
周りの景色を反射して、イイ感じの金属美を放っています。
IHで調理しますので外側は焦げ付かず、光沢を長い間保てます。
IHと光沢系のフライパンや鍋は相性がいいですね。
底はちょっと色付いていましたが、横からは見えません。
これぐらいなら“焦げ落とし”使えば落ちそうです。
【関連】
IHの焦げ付き・黄ばみ・を超簡単に落とす『ピカッと輝くシート』体験レビュー!
同じ料理するなら見て呉れが良い調理器具が気分がいいです。
旧宅での安物ガスコンロは、汁だれが炎で炙られ焦げ付いたり、たまにオレンジの炎でススがついて汚れ落としをがんばっていました。
(不完全燃焼あぶなw)
今はウチのアイランドキッチンとIHにマッチしていると思います。
マイヤーフライパン:内側の性質
内側はフッ素樹脂加工が施されており焦げ付きにくくなっています。
油が少なくてもスルっと食材が剥がれます。
また、少々焦げ付いてもキッチンペーパでぬぐうと簡単に焦げが落ちます。
焦げ付いた状態ですぐスポンジで洗うと、スポンジが茶色黒く色が残って、ウゲっきたな…てなるので、洗う前にいったん拭いています。
底は厚みがあり蓄熱性が高いですね。
いったん温めると長い間熱を保てます。
調理が終わったらすみやかに皿に盛り付けないと、チリチリずっと加熱され、食材がクッタクタになっちゃいます。
また底の厚みがあるおかげで局所的な高熱にならないから、焼きムラが出にくいですね。
我が家の三菱電機「びっくリングIH」の機能として、鍋肌全体を加熱する機能があり、鍋底の一部だけが極端に熱せられないようになっています。
そのおかげもあるかもですが。
マイヤーフライパン:重さ
全体的に肉厚のフライパンであるため結構重いです。
1kgぐらいかな。
特に具材の量が多かったり液体感強い料理だと重さが増し、片手でのあおりと盛り付けで左手プルプルです。
でもだんだん慣れてきました。
自然と腕と手首の筋トレになりますね。
妻は今でもきつそうですが…。
でもIH天板に置いたまま使えば重さは問題ありません。
重量ある分、菜箸で食材混ぜている途中もフライパンがぐらつかず安定しています。
マイヤーフライパン:深さ
使ってみてちょっと浅いと感じました。
5cmぐらいです。
材料を菜箸やあおりで撹拌するとピョンピョン飛び散ります…。
前のフライパンは7cmぐらいの深さで、持ち手の向こう側はさらに深い形のやつだったので、少々手荒に撹拌しても飛び散りにくく、その慣れから、マイヤー使い始めてしばらくは食材がこぼれまくりです。
野菜炒め(ちゃんぷるー)をよく作るので材料のあおりが良くあります。
すこし慣れましたが今でも飛び散らせてしまいますね。
フライパンあおったり菜箸でがしゃがしゃ撹拌しない魚・肉のソテー系料理なら問題ないですが、中華のような撹拌多い料理は5cmの浅いフライパンは飛び散り覚悟です!
収納と出費に余裕があれば料理に合った鍋揃えるべきですねw
アイランドキッチンにもっと映えるカッコいいフライパンが欲しい
ザ・物欲です!
必要に迫られているわけじゃありません。
ぜんぜ今のフライパンで事足りているし、もっと安いフライパンでも十分料理できます。
トーシローの家庭料理なのでフライパンによる味の違いも分かりません。
でもでも、
欲しいんです!
一生モノといえる高級調理器具が。
自分の顔や室内がくっきり反射する、ピッカピカの金属美を放つプロ仕様のやつが。
「この鍋じゃないとこの味がだせねぇ」
っていつか言えるかもしれない、とってもイイやつが!
これまでは1000円程度のテフロン加工のすぐ剥がれるやつで、1、2年でポイ系のフライパンでした。
新築しましたし、一つぐらいイイやつ欲しいです。
「この鍋は20年使い込んでいるんだよ、大切に使ってな」
と子供たちにモノを大切にする心を教育できそうかな、とか思ったり。
。
今は仮で使っているつもり…、いつか一生モノが欲しい…。
いつかはゆかし、、じゃなくて、いつかは一生モノ鍋を。
(ちょ、語呂感がイマイチですが…)
しかし冒頭でも述べたようにフッ素樹脂加工(テフロン加工)されていないフライパンは、調理と手入れに手間がかかります。
なので平日用と休日用で使い分けたらいいかなと。
週末は気分わくわくするプロ仕様フライパンでエレガントに料理したい。
でもできれば普段使いもできる高級品が一番良いです。
腕が上がればコレ一本というフライパンが見つかりますかね?
私は地方住まいなので一生モノ探しは困難、「昭和初期の出会い」ですので、ネットお見合いです。
…ちょっと調べてみるとどうやら「銅」が良いらしいですね。
熱伝導とか殺菌作用とか、そして見た目が激オシャレです!
引用:Mauviel
これ、ウチのアイランドキッチンによく映えそう!
普段フライパンはキャビネットに収納していますが、IHの上に置きっぱにしたり、吊り下げるなど、見せる収納にしたくなります♪
こちらのページもご覧ください。
ここでいったん素材の特徴を紹介
フライパンでよく使われている素材を整理してみます。
それぞれ一長一短があり、使用環境、使い方、料理の向き不向きで選ばれると思います。
また以下は内側フッ素加工系ではなく、金属素材そのままのフライパンで解説しています。
フライパンの素材:銅
銅の特徴
- 熱伝導に優れているためまんべんなく鍋全体に熱が伝わる、熱ムラが少ない
- 銅は水に触れると銅イオンが発生し殺菌作用働く
- 銅は緑青(ろくしょう)と呼ばれるサビが発生し、それが食品に触れるととってもキモいので「銅鍋の内側はメッキをしなさい」というルールが食品衛生法によって定められている
- トマトソースなどの酸性料理に弱い、煮物系・卵焼きに最適
- IHで使うには「オールメタル対応IH」が必須
鍋全体に熱が伝わる性能により、グッと高温にする料理ではなく、全体をやんわり温めて調理する系が良いです。
法律でも定められているように、内側は腐食防止でメッキやステンレス張り合わせ加工の製品が大半です。
参考:銅製又は銅合金製の器具及び容器包装は、その食品に接触する部分を全面スズメッキ又は銀メッキその他衛生上危害を生ずるおそれのない処置を施さなければならない(厚生労働省)
銅は不思議なパワーがあります。
「ボルタ電池」で銅が使われますが、塩気の水に触れると電流(正しくは銅イオン)が発生します。
これで殺菌作用が働きます。
ウィルスとかほげほげ菌が死滅するそうです。
銅といえば10円玉ですが、握りしめて汗で銅イオンを発生させ殺菌!
できるかどうかは自己責任でお試しを。
ちなみに殺菌作用は銀イオンの方が強いです。
その手の商品もありますよね。
でも「熱すればすべて殺菌されるんじゃ?」と思っているので、銅フライパンの殺菌効果については気にしていません。
気にしているのは「熱伝導」と「金属美」です。
また酸化するとサビである、「緑青 ロクショウ」が発生しますが、これは人体に無害です。
奈良の大仏や自由の女神の、表面の青い物質のアレです。
銅製品は緑青が発生し、キレイに保つための手間がかかる
内側はメッキしなさいの法律ルールがあるのでピカピカを保ちやすそうですが、外側表面の銅色はだんだんと黒ずみ、緑青も発生してくるとのこと。
手入れ方法がネットで多数紹介されています。
ん~ちょっと大変そう。
でも、
手間をかける=愛着を持って大事に使う
と思うのでぜひ使ってみたいですね。
また、「銅」は栄養素の一つでもあります。
参考:ミネラル成分の銅の働きと1日の摂取量
銅フライパンは健康にも良さそう?
フライパンの素材:ステンレス
ステンレスの特徴
- サビが付きにくい
- 金属美できれい、「お、プロっぽいね」と思える
- 熱伝導性が弱い、一般的に肉厚製品が多く熱すると余熱を保つ
- 焼き方にコツが必要で焦げ付きやすく、フッ素樹脂使い慣れた人は当初「つかえねっ(怒」となる
フライパンの素材:アルミ
アルミの特徴
- 白い粉状のサビが付きやすい、黒ずみが出やすい
- 熱伝導性が良く煮物系向き、ゆきひら鍋や寸胴の素材
- 蓄熱性が悪いので焼いたら熱がすぐ冷まるためステーキ焼くには不向き
- 軽いので材料をあおりやすい
- 高温に弱い
フライパンの素材:鉄
鉄の特徴
- すぐサビ付くため、洗った後は油で拭くなど日々のメンテが素人にはだるい
- 黒々とした肉厚重厚な製品だと「お、本格的やなっ」とプロっぽい気分に
- 蓄熱性があり中華料理などの高温必要系料理に向いている
- 栄養素の「鉄分」も取れる、貧血の方におすすめ
こちらの記事も併せて読むと鉄フライパンの魅力がわかります。
『ビタクラフト スーパー鉄』のデメリットは高価、メリットは手入れ不要
フッ素樹脂加工(テフロン加工)されていない「鉄」は、食材が非常にくっ付きやすく素人には難しいです。
フッ素加工系は空焚きNG、中火までの使用が推奨されています。
空焚きすると有害な何かが出るとかなんとか((;゚Д゚)
けれども「鉄」だけのフライパンは空焚きしても無問題なので強火力向きです。
中華やステーキがお似合い。
肉汁をギュッと閉じ込めるには表面をしっかり焼き入れる火力、フライパンの蓄熱性が必要です。
フライ返しでゴシゴシ少々手荒に扱っても問題なし。
洗った後は油で拭くなど日々のメンテに手間がかかるので愛情を持って接する必要がありますね。
プロは次々調理するので鍋は常に油まみれ…ですが、素人家庭料理だと調理終わり次第収納する必要があります。
油塗ったら他のフライパンや鍋との重ね収納に難…。
鉄フライパンの参考:鉄フライパンの使い方・お手入れ方法
高級フライパンあれこれ
平日普段使いでも休日えせプロ気分使いでも、検索して気になったフライパンをいくつか紹介します。
近所で現物見れないので…じっくり時間かけて探しています。
ほか、私の好みに合いそうな高級製品あったら教えてください(^^;
一旦代金は不問。
ン万円上等!
モービル社(Mauviel)の「カパーイノックス」シリーズ
「カパーイノックス」とは「CUIVRE INOX:銅鍋の内側ステンレス加工」を指します。
■素材:外側は銅、内側はステンレス
■特徴
・世界三大料理のおフランス製
・各国の三ツ星レストランで高く評価
・内側はステンレス貼り付けなので手荒に扱ってもキズに強い。
(多く銅鍋の内側は「スズ」メッキで金属ヘラ使うとはげる)
・IH非対応(ただし「オールメタル対応」のIHなら使える)
■メーカーサイト:http://mauviel1830.jp/
■見た目:ほんとピッカピカで銅の金属美に激惹かれる
■価格例:
70,727円(税別)フライパン30cm
■例え話:車に例えると日産GTR。
見た目の美しさ&高馬力な6MT。
素人が使いこなせない?
引用:日産
■一生モノのフライパン度:90/100 →ウチのIHは非対応で使えず(泣…
ちなみに「Mauviel」は外国語なので「ムヴィエール」「ムーヴィエル」「モービル」など紹介者によって表記違います…。
簡単なので私はモービルって記載します(^^;
「クイジナート」も銅の鍋セットがあります。
中村銅器製作所の銅フライパン
■素材:外側は銅、内側はスズ焼き付け
■特徴
・われらが世界の日本製
・玉子焼鍋が一押しのメーカー、プロ料理人から素人まで玉子焼鍋ファンが大勢いる
・一品ずつ手作りでサイズと見た目が多少異なる…職人粋を感じられる
・手荒な扱いNG、柔らかいスポンジ洗い・使用後に油引いておく・外見の維持手入れに手間
・24cmなので小ぶりで4人家族分のおかずは一度に作れなさそう
・IH非対応(ただし「オールメタル対応」のIHなら使える)
■メーカーサイト:http://nakamuradouki.com/
■見た目:外側の銅、内側のスズがピカピカですごく美
■価格例
24,631円(税込)フライパン 24cm
■例え話:車に例えるとベンツSLクラス。
しかも二人乗りで応用の幅が狭い、素人には贅沢な逸品。
選ばれし者が持つべきもの…。
引用:メルセデス・ベンツ
■一生モノのフライパン度:80/100 →IH非対応でウチでは使えず(泣…
ビタクラフト社「ウルトラ」シリーズ
■素材:主にステンレスで複数の素材が多層に組み合わされている
■特徴
・超大国アメリカ製
・熱伝導率の異なる金属の多層構造でいいとこどりして、煮物・蒸し・焼き・揚げ・水調理・無油調理など多くの調理法に対応している
・鍋、フライパン、圧力鍋、ほか豊富な製品をリリースしている
・IH対応
■メーカーサイト:http://www.vitacraft.co.jp/
■見た目:外も内も金属美が美しい。
私の好み的に持ち手のプラスチックがオシャレさ下げているのだが…。
持ち手もメタルであって欲しかった。
■例え話:車に例えるとトヨタアルファード。
近距離も遠距離もエレガントに何でも乗りこなす。
引用:トヨタ
■一生モノのフライパン度:60/100
GSW社 「ルール(ruhru)健康フライパン」「ナノパン」
■特徴
・ヨーロッパの工業国ドイツ製
・「ダイヤモンドとチタンのダブルコーティング」でその辺のフッ素加工よりグッと高耐久。
さすがダイヤモンド…と言いたいが「金属ヘラ」「空焚き」NGの条件付きなのは、やはり内側加工系の宿命。
・調理した食材が焦げ付きにくい内側加工系では上位レヴェル。
普段使いにおけまる。
・10年保証付き…内側加工剥がれたら再コーティングを、購入1年以内は無料、2年目以降5000~7000円にて。
・IHに一応対応している。
メーカーサイトにて不安な但し書きがある
ほとんどのIHクッキングヒーターで使用することが出来ますが、稀にアルミニウム素材が扱えないIHがございますので、ご購入前にIHの取扱説明書もしくは、お使いのIHのメーカー様にご確認をお願いいたします。
■メーカーサイト:http://www.gsw-japan.com/
■見た目:メイン材質はアルミだが、全体的にザ・内側加工な黒色で金属美まったく無し。
アイランドキッチンに映えるか?の視点だと低…
■価格例
15,800 円(税別)健康フライパン 28cm
27,800 円(税別)ナノパン 28cm
■例え話:車に例えるとトヨタノア、ホンダステップワゴンぐらいのちょうどいい何でもこなせるミニバン。
普段使いに最適。
引用:ホンダ
■一生モノのフライパン度:50/100
まとめ・感想
きれいな金属美である「銅」がかなり欲しくなったのですが…ウチのIHはオールメタル対応ではなく、使えません。
IHのデメリットをもろ受けていますorz...
今のところステンレスが良さそうか…。
外側が銅:10%
内側がステンレス:90%
など、IH対応な製品があれば欲しい、見た目重視です☆
見栄です。
見栄。
GTR乗りたい、ベンツSL乗りたい!車で5分2km先の職場に乗り付けたい!
軽自動車で120%十分な距離を無駄に高スペックな車で出勤したい!物欲を満たしたい!
銅の最大のメリット、金属トップレベルの「伝導率の高さ」なんか享受しなくてヨシ。
フライパン使ってる最中に気分さえ上がればOK。
ウチのIHびっくリングのような、オールメタル非対応でも使用OKの、見て呉れシャレオツなピッカピカのフライパンが欲しいです。
IHを採用予定の方へ。
「欲しいフライパンがあるけどIH非対応で買えない」
という悩みを持つかもしれない覚悟で導入をご検討ください。
こんな感じのイメージのIH対応銅フライパン、あったら教えてください!
モービルのコレ…欲しい