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キッチンのゴミ箱置き場はシンク下!作業効率爆増!

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シンク下のゴミ箱置き場

キッチンのゴミ箱置き場で悩んでいませんか?
「ゴミ箱が邪魔になる」
「生活感が出てしまう」
「使い勝手が悪い」
といった声をよく耳にします。
このページでは、実体験に基づいたキッチンのゴミ箱置き場の最適解をご紹介します。

新築やリフォーム時に、間取りやデザインを重視するあまり、実際に住み始めてから、
「あ!ゴミ箱置き場が、無い!」
驚く前髪ぱっつんの女の子
と気づくこともあるようです。

結論から言うと、最も実用的なキッチンのゴミ箱置き場は「シンク下」です。
調理中の動線を妨げず、生活感を隠せ、ゴミを瞬殺できる理想的な配置です。

このページでは下記の方を対象に「ゴミ箱置き場はシンク下が最適である」を、写真付きで詳しく解説します。

  • 注文住宅を計画中
  • これからキッチンを購入する
  • キッチンを改造できる
  • 時短家事を目指したい
目次

なぜシンク下がキッチンのゴミ箱置き場として最適なのか?

ゴミ箱置き場の基本原則は「ゴミが発生する場所のすぐ近くに設置する」です。
料理中に発生するゴミの種類と量を考えると、シンク周辺への配置が最も効率的であることがわかります。

キッチンで発生する主なゴミ

  • 野菜くず・卵の殻などの生ごみ(最頻出)
  • 消費期限切れの食品やもう食べない作り置き料理
  • 肉や魚のトレー・パック類
  • 調味料やレトルト食品の包装
  • 使用済みの食品ラップやアルミホイル、キッチンペーパー

このように、キッチンは家の中で最もゴミが発生する場所です。
特にシンク周辺では生ゴミの処理が頻繁に行われるため、効率的なゴミ箱配置が時短家事につながります。

キッチンゴミ箱に必要な容量とサイズの選び方

調理のたびに大量のゴミが発生するため、小さなゴミ箱では頻繁な袋交換が必要になり、家事効率が悪いです。

小容量ゴミ箱の問題点

  • すぐ満杯になり、袋交換が頻繁が面倒
  • デザイン重視で機能性を犠牲にしがち
  • ゴミがあふれて不衛生な状態になりやすい

この解決策は、大容量ゴミ箱にすること。
ファミリー世帯のキッチンで発生するゴミの量を考えると、45リットルサイズの大容量ゴミ箱が必要になります。

かといって、大容量ゴミ箱は配置場所が問題になりますよね。

45リットルサイズのゴミ箱は相応の設置スペースが必要で、キッチンの限られた空間では置き場所に悩むことになります。
そこで「シンク下」に注目します。

シンク下配置で劇的に改善されるゴミ捨て動作

従来の離れた場所にゴミ箱を置く場合の問題点を、実体験をもとに解説します。

旧宅では、この画像のようなキッチンカウンターの横にゴミ箱を設置していました。

ゴミ箱はシンクから、1メートルちょっと離れています。

【かつての非効率なゴミ捨て動作】
1. 調理中の野菜クズなど生ゴミが発生
2. ゴミ箱のある場所まで移動(約1メートル)
3. ゴミ箱のフタを開け、ゴミを捨てる
4. 元の作業位置に戻る
5. 移動中に床に垂れた水滴を拭き取る作業も発生

この一連の動作には約10秒かかり、1日10~20回のゴミ捨てで、約1~3分の時間ロスが発生。

さらに、このゴミ捨て動作が面倒になって、調理台やシンクにゴミを一時放置してしまい、キッチンの美観を損ねる原因にもなっていました。

そこでシンク下にゴミ箱を設置することで、これらの問題が一気に解決します。
生ゴミを真下に落とすだけの動作になるため、瞬殺です!
水滴が床に垂れることもないので、無駄な作業が発生せず時短に!
これで清潔なキッチンを維持できます。

シンク下収納の利用頻度を冷静に分析してみる

「シンク下は貴重な収納スペース」という固定観念を一度見直してみましょう。

実際の利用頻度と収納内容を分析すると、ゴミ箱置き場としての価値の方が高いことがわかります。

シンク下収納の現実

  • 排水管からの湿気で衛生環境が悪い
  • 食品類(調味料・米・乾物)の保管には適さない
  • 洗剤や清掃道具など使用頻度が低い日用品の保管が中心

シンク下収納

旧宅ではそうでした。
シンク下収納は衛生環境を考えると、洗剤や清掃道具しか置けません。
そしてこれらのアイテムの使用頻度は、毎日は使わないはず。
それに対してゴミ捨て回数は圧倒的に高頻度。

「シンク下はいろんな用途の一等地」とお考えであれば、もっと高頻度に使わないともったいない!

使用頻度と作業効率から見れば、シンク下はゴミ箱スペースとして活用が最適です。

新築・リフォーム時には、シンク下を最初からオープンスペースとしてキッチンを購入・設計し、ゴミ箱専用エリアとして確保しましょう。
必要なら後から収納棚の設置も、自分でできます。

初めからシンク下に収納キャビネットを設置してしまうと、後からの変更は大掛かりな工事が必要になるため、初期段階での判断が重要になります。
(配管の取り回しとか自分で無理)

キッチンのゴミ箱をシンク下に置くデメリット

シンク下ゴミ箱配置は多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。
事前にこれらの問題点を理解しておくことで、導入後の後悔を防ぎ、対策を取ることができます。

収納スペースが一つ無くなる

シンク下をゴミ箱専用スペースにすることで、貴重な収納スペースが一カ所無くなります。
キッチンは収納が常に不足しがちな場所であり、シンク下は比較的大きな収納エリアの一つです。
かさばるキッチンアイテムを他の場所に移動させる必要があり、キッチン全体の収納計画を見直す必要があります。

シンク下収納の代替案

  • 面積に余裕があれば「パントリー」を設ける
  • 床下収納
  • 背面収納(カップボード)に相応の収納スペースを設ける
  • 他の収納部屋でキッチンアイテムを保管
  • 使用アイテムを厳選(ミニマリストに、おれはなる!とかw)

ウチでは背面収納を設けることで収納問題をクリアしました。
そして収納できる分だけのアイテムに制限する事を心がけています。
(1年使用しないアイテムは処分とか)

収納はある分だけ目いっぱい保管しがちです。
そもそも収納が少なければモノを買う必要が無く、出費を抑えることにつながるメリットもありますよ😉

ゴミ箱のサイズに制限がある

シンク下の物理的な制約により、設置できるゴミ箱のサイズが限定されます。
特に高さの制限が厳しく、希望するサイズのゴミ箱が入らない可能性があります。

サイズ制限の具体例

  • 高さ制限
    シンク下の天井高に合わせる必要があり、フタ付きゴミ箱は難しいことも
  • 奥行・横幅の制限
    オープンにした奥行・横幅により、置けるゴミ箱の縦・横の幅が制限される
  • 形状制限
    たぶん四角いゴミ箱が良い。特殊形状は選択肢から除外

ファミリー世帯では45リットルサイズの大容量ゴミ箱をオススメしますが、それが配置できるか注意が必要です。
どうしてもフタ付を希望の場合、商品によっては高さが足りずに設置できないケースがあります。

また、分別用に複数のゴミ箱を設置したい場合も、スペースの制約により理想的な配置ができない可能性があります。

シンク前での作業時に足がゴミ箱に当たる

シンク下をオープンスペースにしてゴミ箱を配置した場合、洗い物中に足がゴミ箱に当たってしまう問題があります。
これは実際に使用してみて気づく、意外に頻繁に起こるデメリットです。
作業に集中している時や急いでいる時に、無意識に足がゴミ箱に当たってしまいます。
慣れるまでは「あ、また当たった」というストレスを感じることがあります。

現在の所、悶絶するほど強打することは無いですが、多少ぶつかるデメリットに考慮が必要です。

キッチンのゴミ箱をシンク下に置くメリット

シンク下をゴミ箱置き場にすると、大切な収納スペースが一つ減りますが、それを上回る大きなメリットがあります。
他の場所に収納スペース確保は工夫次第で可能ですが、ゴミ箱の最適配置による効果は代替できない価値があります。

時短家事になる!

シンク下へのゴミ箱配置がもたらす時短効果は、想像以上に大きなものです。

旧宅での、シンクから1メートルちょっと離れたゴミ箱への動作について、具体的な作業時間を計算してみました。

【従来配置での非効率な動作】

  • シンクでゴミ発生
  • 振り返ってゴミ箱へ移動し捨てる
  • 元の位置に戻る
  • 床に落ちた水滴を雑巾でふき取る

旧宅でのゴミ捨て動作

毎回水滴が落ちるわけではないですが、この一連の動作を平均して約10秒です。
水滴をふき取る場合は十数秒かかりますし、雑巾を洗って干す作業も発生します。

これが朝・晩の10回~20回発生します。
ファミリー世帯はゴミが大量発生しますよね🙁
(下記の計算では回数を平均して15回にします)

そしてシンク下配置なら、生ゴミを真下に落とすだけの1秒!で、その時間差は9秒

【時短効果の計算】
1回あたり9秒の時短 × 1日15回
=135秒
1日約2分時短できます。

1年だと…
135秒×365日
=49,275秒
=821.25分
約14時間を削減できる!

ゴミだけに、チリツモのムダ時間が発生していたことがわかります。

シンク下ゴミ箱だと、ゴミ捨て動作中の水分が床に垂れるのを防げる点も大きなメリットです。

1日2分を時短できたなら、子供に絵本の読み聞かせや今日の出来事を聞くなど、大切な家族時間に充てることができます。

ゴミ箱を隠せるので生活感が出ない

対面キッチンやアイランドキッチンの場合、シンク下にゴミ箱を置くことでリビング側から完全に見えなくなります。

対面キッチンとダイニング

これにより、急な来客時でも慌ててゴミ箱を隠す必要がなく、常にスッキリとした印象を保てます。

生活感軽減の具体的効果

  • リビングからゴミ箱が見えない配置
  • ゴミの量や汚れ具合を隠せる
  • 来客時の「あ!」という焦りがなくなる
  • キッチン全体がすっきりと美しく見える

オープンなLDK空間では、キッチンの美観がリビング全体の印象を左右します。

大きなゴミ箱が見えることで生活感が強く出てしまいますが、シンク下配置により洗練された空間を演出できます。

普段は慣れてしまい気にならなくても、来客時にゴミがいっぱいのゴミ箱が丸見えだと恥ずかしい思いをすることがあります。シンク下配置なら、そんな心配は一切不要です!

チョイ置きスペースになる

シンク下をオープンスペースにすることで、ゴミ箱以外にも様々な用途で活用できる自由な空間が生まれます。
この柔軟性こそが、固定式キャビネットにはない大きな魅力です。

シンク下スペースの活用例

  • ケース買いした飲み物の一時保管
  • 段ボールのチョイ置き
  • 使用頻度の低いキッチン用品の一時保管
  • 小型の掃除道具の収納スペース
  • 子供のかくれんぼスペース(子どもに人気!)

ウチでは子どもが「どこでしょー」とか言って、隠れ場所として頻繁に活用されてます😆
子供たちにとって、シンク下の空間は格好のかくれんぼスポットです。
これは親子のコミュニケーションの場としても機能する、カタログには載っていない予想外のメリットでした。

そして必要に応じて収納ボックスを追加することも可能など、柔軟性を持たせることでライフスタイルの変化にも対応できます。
家は作りこみすぎない方が、長期的な住み心地向上に貢献します。

椅子を置いて作業が可能になる

オープンにしたシンク下に椅子に座って洗い物をする主婦

シンクにキャビネットがあると、足が入らないので椅子を置いての作業がしづらいです。

でもシンク下がオープンになることで、椅子や車椅子を使った座り作業が可能になります。
これは身体的負担の軽減だけでなく、バリアフリー対応としても重要な設計配慮です。

座り作業が有効なシーン

  • 大量の野菜の皮むき
  • 長時間の食器洗い作業
  • 腰痛や膝痛がある時の調理
  • 妊娠中や産後の体調不良時
  • 子供を抱っこしすぎて腰を痛めた時

島らっきょうの皮むきとか作業時間が長いと、腰がツラくなってきます😅
皮むき前の土がついた島らっきょう

腰が痛い日は座り作業ができるとラクです。

また、車椅子への配慮も重要なポイントです。
将来的な身体機能の変化や、家族に車椅子使用者になった場合でも、快適にキッチンを使用できる環境を整えられます。

ちなみにリクシルに、車いすに特化したキッチンがあります。
リクシル「ウエルライフ」
ウエルライフ|リクシル

子供の安全性向上

シンク下にゴミ箱を固定配置することで、小さな子供への安全性が向上します。

キッチンにゴミ箱の定位置がないと、子供がゴミを散乱させてしまうリスクがあります。
特に好奇心旺盛な幼児期には、ゴミ箱をひっくり返して中身をばらまいてしまうことがあります。
シンク下の安定した場所にゴミ箱を設置することで、こうしたハプニングを未然に防げます。

また、子供自身もゴミ箱の場所を覚えやすくなり、お手伝いの際も安全に作業できるようになります。

安全性向上の具体例

  • 子供がゴミ箱を倒すリスクの軽減
  • ゴミ箱の中身が散乱するハプニング防止
  • さわらせたくないゴミへの接触防止
  • ゴミ箱の定位置確保により子供が場所を把握

シンク下ゴミ箱はフタ無しが最適な理由

キッチンは家庭内で最もゴミが発生する場所であり、適切なゴミ箱選びが日々の家事効率を大きく左右します。
サイズとフタの有無について、実用性を重視した選択基準をご紹介します。

ファミリー世帯には45リットルの大容量ゴミ箱が必須

自治体指定のゴミ袋サイズに合わせたゴミ箱選びが重要です。
一般的な指定袋のサイズは以下の3種類が主流となっています。

【自治体指定ゴミ袋の標準サイズ】

  • 大サイズ:45リットル(推奨)
  • 中サイズ:30リットル
  • 小サイズ:10~20リットル

ファミリー世帯であれば、迷わず45リットルサイズのゴミ箱を選択しましょう。
ウチでは各部屋に設置した小さなゴミ箱を、ゴミ収集日にキッチンの大容量ゴミ箱にまとめて処理しています。

過去に15リットル程度のおしゃれなゴミ箱を使用した際は、1~2日ですぐ満杯になり、頻繁なゴミ袋交換が面倒で、結局大容量タイプに戻しました。
見た目のオシャレさより、日々の使い勝手優先が長期的な満足度向上になります。

シンク下設置にはフタなしゴミ箱が最適な理由

シンク下にゴミ箱を設置する場合、フタなしタイプが圧倒的に使いやすいです。

【シンク下でのフタ付きゴミ箱の問題点】
①フタがシンクに当たって開かない
②フタを全開するにはゴミ箱を引き出す必要あり
③水気のある生ゴミが捨てづらい

シンク下ゴミ箱のメリットはすぐにポイっと捨てられることですが、フタを付けてしまうと、フタの開閉がチョー面倒です!
ウチも初めはフタが付いていましたが、不便すぎて取り外してしまいました。

フタなしゴミ箱の作業効率

  • 真上からのポイ捨てOK!ゴミ瞬殺!
  • 水気があってもゴミ箱内にナイスキャッチ!
  • ゴミ捨て時に足での微調整ができる!

シンク下にゴミ箱置くならフタを外しちゃいましょう!

え?ニオイが気になる?

大丈夫、次に説明する対策があります。
そのおかげで、ウチでは生ごみ臭がすることはほぼありません。

フタ無しゴミ箱の臭い・衛生対策

シンク下にフタなしゴミ箱を設置する際の最大の懸念が臭いの問題です。
しかし、適切な対策を講じることで、フタなしでも臭いを完全に防ぎ、衛生的なキッチンを維持できます。

臭いの根本原因は生ゴミの直接投入にあります。
野菜くず、魚や肉の切れ端、排水口のゴミなどをそのままゴミ箱に捨てると、時間の経過とともに雑菌が繁殖し、悪臭の発生源となります。

そこで以下で説明する対策を実践することで、フタなしゴミ箱でも全く臭いを気にすることなく使用できます。

生ごみはポリ袋で包む

臭い対策の第一段階として、生ゴミはポリ袋に個別包装してから捨てましょう。
この基本的な対策だけで、臭いの発生を大幅に抑制できます。

ポップアップタイプのポリ袋をキッチンに常備しておけば、素早く取り出せ使いやすいです。
ウチはカインズのポップアップポリ袋を使っていますが、完璧にニオイをブロックするという防臭に特化し生ゴミ処理袋もあります。

これを生ごみ用の卓上ゴミ箱(ダイソーで購入)にセットしておき、常時使えるようにしています。

調理のたびに出る生ごみは、いったんこの卓上ゴミ箱に入れ、いっぱいになったところで袋を縛り、シンク下のメインゴミ箱へポイ。

この対策により、シンク下ゴミ箱でのニオイの発生を断つことができます。

また、一度ポリ袋で包装することで、ゴミ箱自体の汚れも防げて清掃頻度も削減できます。

気になる場合はさらにレジ袋で包む

とくに夏場の高温時は、生ゴミから悪臭が出やすいのでさらに二重包装の実践をしております。
少しの手間で、快適なキッチン環境を維持できます。

【二重包装の具体的手順】

  1. 生ゴミをポリ袋で個別包装
  2. 複数のポリ袋をレジ袋にまとめて収納
  3. レジ袋の口もしっかりと縛って密閉し、シンク下ゴミ箱へポイ

二重包装のメリット

  • 二重の密閉によりニオイもれを完全防止
  • ゴミ収集時に袋の破れリスクを大幅に軽減
  • ネコ・カラスなど動物被害に遭いにくくなり、ゴミの散乱を防げます
  • 汁漏れや臭い移りを防止しゴミ箱を清潔に保ちやすい

慣れないと少し手間に感じるかもしれませんが、ポリ袋+レジ袋の二重包装はニオイ対策でかなり効果的です。
メリットの方が大きいので、ウチでは冬でも常時実践しております。

肉トレーや納豆容器は、水ですすいでから捨てる

肉や魚のトレーや、納豆を食べた後の発砲容器は、そのまま捨てると強烈なニオイの原因となります。
簡単な水洗いを行うことで、ニオイの発生をかなり防げます。

肉トレーの場合は肉汁をすすぐだでじゃなく、ドリップ吸収シートも手で軽くもんで肉汁を流しましょう。
そしてドリップシートはポリ袋に分けて捨てると、よりニオイ防止ができます。

納豆容器は、納豆のネバネバが落ちるまで水ですすいでください。
残っているとニオイがします。

ニオイの元をすすいでしまえば、そのままシンク下ゴミ箱へポイしても大丈夫です。

また環境への配慮も重要です。
水洗い後のトレーはリサイクル可能な自治体も多いため、分別ルールを確認してみましょう。

ちなみに冷凍ゴミ箱なる商品もあるそうです。

冷却ゴミ箱は楽天で買えます→

キッチンのゴミ箱置き場事例(シンク下以外)

シンク下が理想的なゴミ箱置き場ですが、キッチンの構造や家族のライフスタイルによっては他の場所への設置も必要です。
ここでは、シンク下以外の実用的なゴミ箱設置場所と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

キッチン背面のカップボードをオープンにしたゴミ箱置き場

キッチン背面のカップボードの一部をオープンスペースにしてゴミ箱専用エリアを作る方法は、対面キッチンで特に効果的です。調理中の振り返り動作だけでゴミ処理が完了し、非常に効率的な配置となります。

背面オープン収納のメリットは以下の通りです。調理台からの距離が短く作業効率が良い点、リビング側からゴミ箱が見えない点、複数のゴミ箱を並べて分別処理が可能な点、既存のカップボードを改造するだけで実現可能な点が挙げられます。

設計時のポイントとして、45リットルゴミ箱が余裕で入る深さ(約40cm以上)の奥行き確保、ゴミ箱の出し入れしやすい高さ設定、背面パネルに通気孔を設けた換気対策、拭き取りやすい床材の選択による清掃性の向上が重要です。

注意点として、カップボードの収納容量が減少するため、他の収納場所での代替が必要になります。設計段階で全体の収納バランスを検討することが重要です。

カップボード内に収納

カップボードの引き出し内部にゴミ箱を完全に収納する方法は、見た目の美しさを重視する方に最適です。
扉を閉めれば完全にゴミ箱が隠れ、生活感のないすっきりとしたキッチンを実現できます。

カップボード内収納のメリットとして、完全に隠れて生活感がゼロになる点、臭いの拡散を防げる点、子供やペットがゴミ箱にいたずらするのを防止できる点、キッチン全体の統一感を保てる点があります。

収納方式には3つのタイプがあります。レール付きでスムーズな出し入れが可能な引き出し式、扉を開けてゴミ箱を引き出す観音開き式、扉と連動してゴミ箱が自動的に出てくるプルアウト式です。

デメリットとして、毎回扉を開ける手間によるアクセス性の悪化、収納スペースに合わせたゴミ箱選択が必要なサイズ制限、定期的な換気と除湿剤の設置が必要な湿気対策があります。来客頻度が高く、常にすっきりとしたキッチンを維持したい方におすすめの方法です。

冷蔵庫横

冷蔵庫とキッチン収納の間のスペースを活用したゴミ箱設置は、狭いキッチンでも実現しやすい現実的な解決策です。デッドスペースの有効活用により、キッチンの機能性を損なうことなくゴミ箱置き場を確保できます。

冷蔵庫横設置の特徴として、幅15?20cm程度の隙間でも設置可能な省スペース性、調理中でも手軽にゴミ処理できるアクセスの良さ、特別な工事が不要で低コストな経済性、模様替えや掃除時に簡単に動かせる移動可能性があります。

適用条件は、冷蔵庫とキッチン収納の間に十分な隙間があること、ゴミ箱の幅が隙間に収まるサイズであること、冷蔵庫の扉開閉に支障をきたさない位置であることです。

おすすめのゴミ箱タイプは、幅15?20cmの細長いスリムタイプ、掃除時の移動が簡単なキャスター付き、縦空間を有効活用できる積み重ね可能タイプです。

注意点として、冷蔵庫の放熱により周辺温度が高くなるため、臭いの発生に注意が必要です。こまめなゴミ出しと臭い対策を心がけましょう。

床置きでキッチン隅に配置(一般的)

最も一般的で手軽な方法が、キッチンの隅にゴミ箱を床置きする配置です。
設備工事が一切不要ですぐに実践できる現実的な解決策となります。

床置き配置の利点として、経済的な導入コスト、位置の変更が簡単にできる柔軟性、好みのサイズ・デザインを選択可能なサイズ自由度、ゴミ箱の清掃が簡単なメンテナンス性があります。

最適な配置場所は、キッチンの角を活用して邪魔にならないコーナー部分、動線を妨げない通路から離れた場所、臭いがこもりにくい換気の良い場所、床掃除の際に移動しやすい掃除しやすい場所です。

改善のポイントとして、ゴミ箱のずれを防止する滑り止めマット、掃除時の移動を簡単にするキャスター付き、腰をかがめすぎない使いやすい適切な高さ選択があります。

デメリットとして、調理場所から距離があるため、作業効率は他の方法より劣ります。頻繁に料理をする方には不向きな場合があります。

デザイン性の高いゴミ箱で見せる収納として配置

オープンキッチンやカフェ風インテリアにこだわる方には、デザイン性の高いゴミ箱を「見せる収納」として活用する方法もあります。
機能性と美観の両立を図る、上級者向けのアプローチです。

見せる収納に適したゴミ箱の特徴として、木製、ステンレス、スチール等の上質な素材、キッチンのテイストと調和するシンプルなデザイン、存在感がありすぎない程度の適度なサイズ、キッチンの色調と合わせた色合いの調和があります。

配置のポイントは、キッチンの一部として馴染むアイランドキッチン周辺、カフェカウンターのような演出ができるカウンター周辺、自然光が当たる明るい窓際、グリーンと合わせてナチュラルな雰囲気を作る植物との組み合わせです。

成功させるコツとして、見せる収納は清潔感が最重要なので常に清潔に保つこと、高品質なゴミ袋や袋を隠す工夫によるゴミ袋の見せ方、キッチン全体との統一感を保つ周辺のコーディネート、見た目だけでなく臭いにも配慮した臭い対策の徹底があります。

注意点として、常に人目に触れる場所にあるため、こまめな清掃とゴミ出しが必要です。
また、デザイン性を重視するあまり、機能性が犠牲にならないよう注意が必要です。

【オシャレなゴミ箱例】

「バスク キッチンペール」
バスク キッチンペール

公式サイト
http://www.tatsu-craft.jp/bosk_kitchenpail.html
素材:天然木製
価格:\14,500(税込)
特徴:「まるでインテリア。美しい存在感」をコンセプトに、ゴミ箱に見えない上質なデザイン
配置場所:カウンター周辺、アイランドキッチンに最適

「デザイン性の高いゴミ箱で見せる収納として配置」を検討しているあなたに、おすすめしたい一つが「バスク キッチンペール」。
「生活感を隠したいけれど、使いやすさも重要」した要求に解決した理想的なゴミ箱です。

一見するとゴミ箱とは思えない上品な木目調デザインで、キッチンインテリアの一部として美しく馴染みます。

この商品の特長

  • 木目が美しい高級感のある外観でインテリア性抜群
  • スライド式カバーで省スペース開閉、シンク下でも問題なし
  • 45L大容量でファミリー世帯のゴミもたっぷり収納
  • 内部にポリ袋用リング付きでゴミ袋を美しく隠せる
  • 4輪キャスター付きで移動や掃除時も楽々
  • ステンレス取っ手で濡れた手でも滑らず衛生的
  • ブラウン・ブラック2色展開でキッチンテイストに合わせて選択可能
  • 日本製の確かな品質と丁寧な作り

デメリット

やはりオシャレなゴミ箱は、お値段が高い!

また、木製のため水濡れには注意が必要で、定期的なお手入れが必要です。
重量も45Lで4.7kgとやや重く、キャスターなしでの持ち運びは大変です。
キャスターにロック機能がない点も、安定性を重視する方には気になるかもしれません。

メリット

最大のメリットは、ゴミ箱の概念を覆すデザイン性の高さ。
見せる収納として堂々と配置でき、来客時も恥ずかしくない上品な佇まいを実現。
スライド式カバーにより、シンク下などの高さ制限がある場所でもストレスなく使用できます。

大容量45Lでゴミ袋交換頻度を削減でき、内部のポリ袋用リングでゴミ袋を完全に隠せるため、常に美しい見た目を保てます。
キャスター付きで移動も簡単、日本製の確かな品質で長期使用にも安心です。

Amazonで購入→

キッチンのゴミ箱置き場まとめ

このページでは、ウチのアイランドキッチン『クラッソ』では、シンク下をオープンにしてゴミ箱を置いています、を紹介してきました。

ゴミ箱置き場
足つぼマットを置いて、皿洗いの時に踏み踏みしています☆

シンク下をオープンにするメリット

  • ゴミ箱を隠して置ける
  • 瞬殺ゴミ処理で時短家事!
  • 椅子が使える

デメリットは、収納が減ること。

これまで紹介してきたメリット以外にも、

  • 缶ビールなど、ケース買いしたドリンクをチョイ置きできる
  • 段ボールをチョイ置き
  • 使用頻度が少なくなったアイテムの保管
  • 子供のかくれんぼ(けっこう高頻度で活用中♪)

など自由に使える“空白”があると、なにかと便利です!

今では、調理台下もオープンで良かったかも、って思っています。

コチラの「アクティエス」みたいに、全部オープンも楽しそうです。
生活スタイルの変化に応じて、キャビネットを入れ替え可能です。

アクティエス

アクティエス

「アクティエス」|リクシル
リフォームに強そう?

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